栄光へのシュプール 猪谷千春物語

日本人初の冬季五輪メダリスト・スキーヤーの物語

長野オリンピック文化芸術参加作品
白銀のかなたへ・・・イガヤの挑戦が始まる！

作品解説

児童文学者・和田登氏の「スキーに生きる」を原作にモデルとなった猪谷千春氏の著書「わが人生のシュプール」を参考に脚色を加えたアニメーション。監督にテレビスペシャル「ルパン三世」の奥脇雅晴氏、作画監督に映画「うる星やつら」の小林ゆかり氏、美術監督に「風の谷のナウシカ」の中村光毅、音楽にはNHKドラマ「大地の子」等を担当した渡辺俊幸氏を起用。主題歌はさだまさし氏が歌い上げている。

ストーリー

昭和6年5月、冒険家であり写真家・随筆家でもあった猪谷六合雄のもとに男の子が誕生。千春と名付けられ、父から厳しいスキーの訓練を受けて育っていく。小学生になった千春はスキー競技会で抜群の成績を収め、「神童」と騒がれる。しかし慢心することを心配した両親はさらに厳しい訓練を千春に課し、戦争中も訓練は休むことなく続けられた。
終戦後、父は日本スキー界の再建に尽力し、千春は数々の競技会で優勝するようになる。しかし敗戦国の日本は国際的なスキー界に参加できず…。