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TOMORROW’S JOE
矢吹丈、力石徹、丹下段平、運命の物語がここに!
「打つべし!」「立て! 立つんだジョー! !」名セリフの数々も生まれた
大人気ボクシング漫画のアニメ化作品、
世代を超え人々を魅了する名作。
作品解説
高森朝雄(梶原一騎)、ちばてつや両氏による大人気ボクシング漫画のアニメ化であり、「悟空の大冒険」「どろろ」などで演出を務め非凡な映像センスを発揮してきた出崎統の初監督作品。
荒々しい描線とダイナミズムに満ちた作画、主人公の心情に寄り添い、スローモーションや主観ショットなどを駆使した出崎氏ならではの繊細なカメラワークとカット割りに加え、透過光の大胆な導入や、透明絵の具を使用した汗の描写、セルへの筆の叩きで表現した雨の水煙など、従来のセルアニメ手法に実写の光や水の質感を加味しようとした実験精神もまた本作の真骨頂である。
主演声優に俳優のあおい輝彦氏と藤岡重慶氏を抜擢、その存在感は当たり役とされ「打つべし」「立て、立つんだジョー」等のフレーズは寺山修司氏作詞の主題歌と共に、いまだ多くの人に知られている。
番組は大好評だったが、アニメの放映が原作連載に追いついてしまったことから、放映はやむなく1年半で終了。本作の物語も、好敵手カーロス・リベラとの対戦を描いたところで区切りとなっている。
ストーリー The boxing story of “Rocky Joe”
泪橋を渡ると広がる下町のドヤ街に、ある日ひとりの少年・矢吹丈が訪れる。
ヤクザにからまれた少女・サチを助けた丈を見た拳闘狂の丹下段平は腕っぷしの強さに惚れ込み、一流ボクサーに育てようと熱心に彼の面倒を見る。
そうした段平の願いをよそに、丈は慈善家の財閥令嬢・白木葉子をだましたことが原因で少年院へ送られる。そこで後のライバル・力石徹と出会い、力石のパンチの前に初めての敗北感を昧わう。超えるべきライバルを得た丈は、ポクシングに対する熱意に火がつき、段平の特訓を受けることを決意するのだった…。
作品情報
原作:高森朝雄・ちばてつや 監督:出崎統
25分 全79話
1970年4月1日~1971年9月29日
コロムビアミュージックエンタテインメントよりDVD発売中
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おすすめ平均
声優・主題歌
あおい輝彦・藤岡重慶・仲村秀生・西沢和子・西尾徳
小沢かおる・ 肝付兼太・広川太一郎・牛崎敬子・桑原たけし
【主題歌】「あしたのジョー」
作詞:寺山修司 作曲:八木正生 歌:尾藤イサオ
あしたのジョー オリジナルサウンドトラック 本命盤