北極のムーシカ・ミーシカ

二人だけの大冒険！！

新虫プロ再起第一作
児童文学者・いぬいとみこ氏原作、双子の白熊ものがたり

作品解説

新生虫プロが再起後、初めて企画・製作した長編アニメーション。
児童文学者の巨匠いぬいとみこ氏が第5回国際アンデルセン賞佳作賞に輝いた双子の白熊たちの物語を映画化。
監督はジャングル大帝の作画監督を務めた勝井千賀雄氏。
監修の手塚治虫氏に「アニメ界のトップスタッフたちがそれぞれ参加しており、また虫プロの伝統や技術、原作の文学性の高さも加わって、アニメとしては最近にない高水準の作品に仕上がった」と言わせしめた作品。

ストーリー

地球の「てっぺん」北極で双子の白熊・ムーシカとミーシカが生まれたところから物語は始まります。
雪穴の中で冬を過ごした2匹は、春の氷原に出てびっくり。まばゆい太陽の下花々が咲き乱れ、リスやウサギが跳ねまわっていました。つられて2匹も大はしゃぎを始めます。
クレバスに落ちたり、アザラシと友達になって春をすごしたムーシカ・ミーシカ。
魚取りを覚えた夏、食べ物のない冬…母親のマーチに育てられた2匹は、2度目を迎えた春に父親のムーにめぐり合うが…。